導入:現代文は「読む力」より「まとめる力」で伸びる
現代文が伸び悩む原因は、本文を「なんとなく読んで終わる」ことにある場合が多いです。高校生のテストや模試では、本文の要点をつかみ、短く正確にまとめる力が得点に直結します。そこで役立つのがAIです。AIを先生代わりにするのではなく、自分の要約を点検する相手として使うと、短期間で改善しやすくなります。
具体的な使い方:AI要約トレーニング5ステップ
1. まず自力で80〜120字に要約する
先にAIへ頼らず、自分で要約を書きます。最初から完璧でなくて大丈夫です。主語・述語がつながっているか、筆者の主張が入っているかだけ確認します。
2. AIに「採点基準つき」でレビューしてもらう
AIには「要点の網羅」「論理の正確さ」「日本語の簡潔さ」の3観点で5点満点評価を依頼します。点数だけでなく、どの文をどう直すべきかを具体的に出してもらうのがコツです。
3. 「削る編集」を優先して書き直す
要約が長くなる人は、言い換えの重複を削るだけで読みやすくなります。AIに「意味を変えずに20字短縮して」と頼み、短くした理由も説明してもらいましょう。
4. 別の文章で同じ手順を繰り返す
1本だけでは伸びにくいので、教科書・問題集・模試の文章で回数を重ねます。週3回、1回15分でも効果が出やすいです。
5. 定期的に「AIなし」で確認テストをする
毎週1回はAIを使わずに要約を書き、前週の自分と比較します。AIの助けがない状態で改善していれば、実力として定着しています。
注意点:AI任せにしないためのルール
- 丸写し禁止:AIの要約をそのまま覚えても、初見文では点が伸びません。
- 本文根拠を確認:AIの表現が本文とずれていないか、必ず原文に戻って確認します。
- 学校ルールを優先:課題でAI利用の可否が決まっている場合は、先生の指示に従ってください。
すぐ使える例:そのまま使えるプロンプト
次のテンプレートを、本文と自分の要約と一緒にAIへ入力してください。
あなたは高校現代文の添削者です。
以下の「本文」と「自分の要約(100字)」を、次の3観点で評価してください。
1) 要点の網羅(5点満点)
2) 論理の正確さ(5点満点)
3) 日本語の簡潔さ(5点満点)
出力形式:
- 合計点
- 良い点(2つ)
- 改善点(2つ)
- 100字以内の改善後要約例(本文の主張を変えないこと)
本文:
(ここに本文)
自分の要約:
(ここに自分の要約)
まとめ
現代文の要約力は、AIで「正解をもらう」より、自分の答案を改善する回数を増やすことで伸びます。まずは1週間、週3回・15分の要約トレーニングを試してみてください。短く正確にまとめる力は、現代文だけでなく小論文や他教科の記述にも活きてきます。



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