導入:英作文は「書いた後」が点数差になる
英作文は、単語や文法を覚えるだけでは伸びにくい単元です。理由は、自分の答案の弱点に気づきにくいからです。そこで役立つのがAIです。AIを「正解を出す機械」ではなく、自分の答案を改善する練習相手として使うと、短時間でも得点に直結しやすくなります。
この記事では、高校生が今日から実践できるように、AIを使った英作文の学習手順を具体的に紹介します。
具体的な使い方:AI英作文添削の6ステップ
1. まずは自力で80〜120語程度を書き切る
最初からAIに頼らず、必ず自分の力で一度書きます。試験本番で必要なのは自力で書く力なので、ここを省かないことが重要です。
2. AIに「採点基準」を先に渡す
添削の前に、次のように条件を伝えます。
- 高校英語の範囲で評価する
- 文法・語法・論理の3観点で指摘する
- 誤りは「なぜ誤りか」を日本語で短く説明する
- 最後に改善版を1つ示す
このように条件を明確にすると、コメントの質が安定しやすくなります。
3. 指摘を「ミスの種類」で分類する
AIの指摘をそのまま読むだけで終わらせず、次の3つに分けてメモします。
- 文法ミス(時制・一致・冠詞など)
- 語法ミス(不自然な語の組み合わせ)
- 構成ミス(主張と理由のつながり)
分類すると、自分がどこで失点しやすいかが見えます。
4. 改善版を丸写しせず「再作文」する
AIが提示した改善版は、覚えるための答えではなく、比較用の見本です。いったん見た後に画面を閉じ、自分の言葉で再作文します。これで本番で使える表現が増えます。
5. 24時間以内に同テーマで再提出する
同じテーマで翌日もう一度書き、再度AIでチェックします。短い間隔でやり直すと、ミスの再発を防ぎやすくなります。
6. 最後に学校教材・先生の方針と照合する
模試や学校の採点方針と完全に一致するとは限らないため、最終的には授業プリント・問題集の解答解説・先生の指導を優先してください。
注意点:AI添削を安全に使うためのポイント
- 事実確認:AIの説明が常に正確とは限りません。文法事項は文法書や授業資料で確認しましょう。
- 個人情報:氏名・学校名・受験番号などは入力しないようにします。
- 依存しすぎない:AIの改善文を覚えるだけでは、初見テーマへの対応力が育ちにくくなります。
すぐ使える例:そのまま使えるプロンプト
以下をコピーして使えます。
あなたは高校英語の添削指導者です。
以下の英作文を、文法・語法・論理構成の3観点で添削してください。
条件:
1) 誤りを箇条書きで示す
2) 各誤りに「理由」を日本語で1〜2文つける
3) 改善版の英作文を1つ示す
4) 最後に「次回の改善ポイント」を3つだけ示す
英作文:
(ここに自分の答案を貼る)
まとめ:AIは「添削→再作文→再提出」で使うと効果的
英作文で点数を上げるコツは、1回で完璧を目指すことではなく、修正の回数を増やすことです。AIを使えば、短時間でフィードバックを得て、再作文まで回せます。まずは週2回、1回20分から始めてみてください。



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